なるべくパノラマチックな、横長の写真を撮りたいという事で、前回の記事ではマミヤプレスにたどり着きました。
しかしながら、購入時に付いてきたレンズは65mm6.3というレンズでした。こちらに関しても評判は良いのですが、より評判の高いレンズは50mmの方です。最終的には50mmの方を購入して使用しましたが、65mmの方が軽く小さいです。最終的にはどちらを使う方が良いのでしょうか?
しかしながら、購入時に付いてきたレンズは65mm6.3というレンズでした。こちらに関しても評判は良いのですが、より評判の高いレンズは50mmの方です。最終的には50mmの方を購入して使用しましたが、65mmの方が軽く小さいです。最終的にはどちらを使う方が良いのでしょうか?
1. マミヤプレスでの65mmと50mmの画角の違い
マミヤプレスは69フォーマットで使用されることが多く、この場合の画角で計算すると、65mmは135判での28mm相当、50mmは21mm相当になります。広角レンズにおける数mmの違いは極端に影響することがあるので無視することのできる差ではありません。
28mmという焦点距離はスナップ的に使用できる焦点距離ですが、20mmともなるとパースが強く感じられ、あまり自然な写真ではなくなってしまいます。しかしながら、69フォーマットにおいては焦点距離そのものが長くなるのであまりパースに関してはあまり強く出ないかと思います。
2. 65mmと50mmの基本的な素性
65mmのレンズは4群4枚のレンズ構成で、トポゴンに類似した対称型レンズです。対称型レンズは個人的に使った範囲であれば、ロシア製のルサール20mm5.6、ハッセルブラッドのビオゴン38mm4.5など周辺まで綺麗に歪みが無い一方で、レンズとしては暗くルサールには周辺の減光がありました。総合的には広角レンズでは周辺の形状の歪が少ないほど、広角特有の不安定な印象が小さくなるので、レンズの暗さや周辺減光を補って余りある魅力があります。
50mmに関しては詳細な情報はありませんでしたが4群6枚や5群8枚との情報がありました。レンズの明るさも同程度なので、おおむね65mmと同じような対称型レンズをベースとした構成なのではないかと思います。
価格としてはマミヤプレスのボディが1万円くらいで探せば見つかりそうですが、レンズやファインダーを単体で探すとあまり玉数はなさそうですが、65mmのレンズは1万円、50mmは3万円くらいでしょうか。
3. 作例
3.1 遠景 左:65mm, 右:50mm


3.2 近景 左:65mm, 右:50mm


画角の感覚としては、当然ですが65mmと50mmでは50mmの方がより広く広角感のある描写です。一方で、画角の中での被写体の整理などは65mmの方がコントロールしやすく、50mmはかなり広大なので周辺部の整理はなかなか難しく感じられる場合もあると思います。
描写性能に関してはどちらも十分で、50mmの方がやや周辺の分が悪い印象がありますが、この後シャッターの不具合で50mmは修理に出されたため、一部のレンズのアライメントにおいて正しくなく、とくに周辺においては十分な描写ができていなかった可能性があることを注記しておきます。
いずれにしても、65mmの描写は十分なものであり、あとは画角の好みで選ぶのが良いかと思います。パース感が比較的抑えめでポートレートにも使い勝手の良さそうな65mmと風景専用機として割り切る50mm、といった使い分けが思いつきます。
4. 総評
いずれのレンズも十分な性能を有しているため、画角の好みで選ぶのが良いかと思います。しかしながら、マミヤプレスに特有の問題があり、それは中古の取引価格が低いために、状態の良いカメラが少なく、多少割高でもまだ銘玉として有名な50mmの方が状態の良いものを探しやすいという観点から、50mmを積極的に選択する方が良さそうです。
フィルムの価格が高騰する昨今では、今となっては安くなっている両方のレンズの価格差よりも、そのカメラで何本のフィルムを通してどれだけの満足感が得られるか、という点で考えればおのずと好みの画角で選ぶのが正解であると感じられると思います。どちらも良いレンズですので、ぜひ試してみてください。
マミヤプレスは69フォーマットで使用されることが多く、この場合の画角で計算すると、65mmは135判での28mm相当、50mmは21mm相当になります。広角レンズにおける数mmの違いは極端に影響することがあるので無視することのできる差ではありません。
28mmという焦点距離はスナップ的に使用できる焦点距離ですが、20mmともなるとパースが強く感じられ、あまり自然な写真ではなくなってしまいます。しかしながら、69フォーマットにおいては焦点距離そのものが長くなるのであまりパースに関してはあまり強く出ないかと思います。
2. 65mmと50mmの基本的な素性
65mmのレンズは4群4枚のレンズ構成で、トポゴンに類似した対称型レンズです。対称型レンズは個人的に使った範囲であれば、ロシア製のルサール20mm5.6、ハッセルブラッドのビオゴン38mm4.5など周辺まで綺麗に歪みが無い一方で、レンズとしては暗くルサールには周辺の減光がありました。総合的には広角レンズでは周辺の形状の歪が少ないほど、広角特有の不安定な印象が小さくなるので、レンズの暗さや周辺減光を補って余りある魅力があります。
50mmに関しては詳細な情報はありませんでしたが4群6枚や5群8枚との情報がありました。レンズの明るさも同程度なので、おおむね65mmと同じような対称型レンズをベースとした構成なのではないかと思います。
価格としてはマミヤプレスのボディが1万円くらいで探せば見つかりそうですが、レンズやファインダーを単体で探すとあまり玉数はなさそうですが、65mmのレンズは1万円、50mmは3万円くらいでしょうか。
3. 作例
3.1 遠景 左:65mm, 右:50mm


3.2 近景 左:65mm, 右:50mm


画角の感覚としては、当然ですが65mmと50mmでは50mmの方がより広く広角感のある描写です。一方で、画角の中での被写体の整理などは65mmの方がコントロールしやすく、50mmはかなり広大なので周辺部の整理はなかなか難しく感じられる場合もあると思います。
描写性能に関してはどちらも十分で、50mmの方がやや周辺の分が悪い印象がありますが、この後シャッターの不具合で50mmは修理に出されたため、一部のレンズのアライメントにおいて正しくなく、とくに周辺においては十分な描写ができていなかった可能性があることを注記しておきます。
いずれにしても、65mmの描写は十分なものであり、あとは画角の好みで選ぶのが良いかと思います。パース感が比較的抑えめでポートレートにも使い勝手の良さそうな65mmと風景専用機として割り切る50mm、といった使い分けが思いつきます。
4. 総評
いずれのレンズも十分な性能を有しているため、画角の好みで選ぶのが良いかと思います。しかしながら、マミヤプレスに特有の問題があり、それは中古の取引価格が低いために、状態の良いカメラが少なく、多少割高でもまだ銘玉として有名な50mmの方が状態の良いものを探しやすいという観点から、50mmを積極的に選択する方が良さそうです。
フィルムの価格が高騰する昨今では、今となっては安くなっている両方のレンズの価格差よりも、そのカメラで何本のフィルムを通してどれだけの満足感が得られるか、という点で考えればおのずと好みの画角で選ぶのが正解であると感じられると思います。どちらも良いレンズですので、ぜひ試してみてください。

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